【ホンマなんコミュニティ Vol.6】ミドルリーダーってなんやねん? ― なにする人なん?どういう人がなるの?どう育てるの? ― 開催のお知らせ

2025年7月15日(火)17:00より、幼稚園・保育園・認定こども園向けのオンラインイベント「ホンマなんコミュニティ Vol.6 ミドルリーダーってなんやねん?」 を、スクールフォト撮影・販売サービス「memoridge(メモリッジ)」を展開するリンクエイジ株式会社(大阪府大阪市、代表取締役:藤田 俊)と、幼児教育・保育施設向けICTシステム「園支援システム+バスキャッチ」を提供するVISH株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長:田淵 浩之)、そしてホンマなんコミュニティメンバーが共同で開催いたします。

参加は無料。幼児教育・保育関係者の方であれば、どなたでもご参加いただけます。

参加申し込みはこちら:https://buscatch.net/mobile/vish-webinar/mailmaga/entry/40

そもそも、ミドルリーダーって、なんやねん?

幼児教育・保育の現場でよく聞くようになった「ミドルリーダー」という言葉。でも、役割や任命の仕方、育成方法について、現場でしっかり話し合う機会は意外と少ないのではないでしょうか。

「なんとなく必要そう」
「任命しているけど、本人が喜んでいるのか不安…」
「本当にこの人でよかったのか?」

今回のイベントでは、そうした「わかっているようで整理しきれていない問い」に、みんなで向き合っていきます。

こんなモヤモヤ、ありませんか?

  • 「私には、あの先輩みたいなこと、とてもできません…」
     → 先輩は大変そう。ミドルリーダーって罰ゲーム?
  • 「ミドルリーダーってどんな仕事?どうやったらなれるの?」
     → どう説明したら納得してもらえる?
  • 「担任を離れるのは寂しい」と言われたら?
     → 喜びよりも不安が大きいとき、どうサポートする?
  • 「この人をミドルリーダーに!」って、園長たちはどう決めてる?
  • 全員がミドルリーダーを目指すべき?
     → 現場のスペシャリストという選択肢は?
  • ミドルリーダーはプレイングマネージャー?
     → 名選手、必ずしも名監督ならず…どう育てる?

■今回は「任命と育成」にテーマを絞って深掘りします!
コミュニティメンバーに相談したところ「3日間ぐらい語れるテーマだね」となりましたので、今回はあえて「ミドルリーダーの任命・育成」に焦点を絞り、たっぷり90分、対話していきます。
事前に、こんなことを聞いてみたいと考えています。

①貴園では、どのような人をミドルリーダーに任命していますか?

  • 年数、実績、性格、人柄など、選定基準は?
  • 決定時に意識していること・迷うことは?

任命後、何を任せていますか?

  • 学年リーダー、後輩育成、園長のサポートなど
  • 「これは任せない」としていることは?

③育成はどのように行っていますか?

  • 任命前に準備期間を設けている?
  • 外部研修か、園内でのOJTか?
  • フォロー・相談体制は?

④抜擢人事のバランスについてどう考えていますか?

  • 若手を抜擢する場合の配慮や説明の工夫
  • チームの士気が下がった時の対応

 

■ホンマなんコミュニティVol.6 詳細情報
・開催日時:2025年07月15日(火)17:00~18:30
・開催方法 :Web開催(Zoom) ※お申込みいただいた後、視聴URLをお知らせいたします。
・参加費用:無料 ※要申込 ・定員:80人
・応募締切:2025年07月10日(木)17:00
・主催:リンクエイジ株式会社、VISH株式会社

※参加対象:幼稚園・保育園・認定こども園の園長・ミドルリーダー、保育者
  一般企業の方はご参加いただけません。

 

■お申し込み方法
下記よりお申込みください。

 

■なぜこのテーマにしたのか?(主催者の一人・西尾からの問いかけ)

「ミドルリーダーって、なんやねん?」

この問いに、主催者の一人であるVISH株式会社・西尾もいま明確な答えを持っていません。だからこそ、皆さんと考えたい。そんな思いから、このテーマをVol.6の軸に据えました。

かつて、園児人口が増え続けていた時代。
園の運営はトップダウンでも成り立っていましたし、現場の多くも“気合と根性”でまわっていました。
私自身も、VISH株式会社の黎明期にはプレイヤーとして、その後は最近までプレイングマネージャーとして、まさに「走って、売って、広げて」の連続。
ブラックに近い働き方をしながらも、成果を出し、右肩上がりで会社は成長していきました。

でも今は違います。

私たちの組織も急激に拡大し、階層が増え、個の力だけでは回らなくなりました。
市場は成熟期に入り、これまで通りの営業や開発だけでは通用しなくなってきた。
保育・教育の業界も同じように、“チームで成果を出す”という視点が不可欠になってきていると感じます。

そんな中で、改めて重要になってくるのが「中間」の存在。
トップと現場をつなぎ、マネジメントとプレイヤーの間に立つ、ミドルリーダーです。

でも──

「どんな人を、どう選んで、何を任せればいいのか?」
「そもそも、その人が本当に望んでいるキャリアなのか?」
「任せることで本人の成長になるのか、負担になるのか?」

今、全国の園や企業の中で、この“見えない壁”にぶつかっている方は、少なくないのではないでしょうか。

私たちはこれまでの「ホンマなんコミュニティ」の中で、ミドルリーダーの役割や育成の工夫、現場での葛藤などについて、多くの実践者から学ばせていただきました。

しかし今回、あえて原点に立ち返りたいと思いました。

「ミドルリーダーって、そもそも何者なのか?」
定義も価値も多様化する中で、もう一度ゼロベースで考えてみる。そんな90分にしたいのです。

そして、これは園だけでなく、業界全体の課題でもあると感じています。

たとえば──

  • 経験年数で任命すべきなのか
  • 指示に忠実な「Yesマン」が選ばれていないか
  • 権限を与えすぎて孤立していないか
  • 抜擢人事がチームのバランスを崩していないか
  • 部署や学年を越えたリーダー連携は機能しているか
  • 降格や再編はあり得るのか
  • そもそも、ミドルリーダーが“ゴール”になっていないか?

そして、もうひとつ大切な問いがあります。
「ミドルリーダーに、なりたい人はどれだけいるのか?」

パーソル総合研究所が行った「働く1万人の就業・成長定点調査」では、管理職になりたいと考える若手社員の割合が年々減少しており、特に30代女性では15.5%から11.2%へと大きく落ち込んでいます。

保育業界は女性職員の割合が高く、ライフイベントとの両立も避けて通れません。「結婚・出産・育児」と「管理職昇格」が、天秤のように並べられる現状がある。
昇格が“喜ばれる機会”ではなく、“押しつけられた責任”になっていないか──。

私自身、部下の女性職員をミドルリーダー候補として育てていく中で、このテーマの重さと難しさを、日々痛感しています。

ミドルリーダーに必要な素養は、天性のセンスなのか?
育成で補えるのか?
キャリアパスは一本なのか、それとも複線型がいいのか?
スペシャリストという道をどう整備していくのか?

そして、若手にどう希望を持たせ、どういう学びの機会を平等に設計していくべきか?

今回のイベントでは、こうした問いを「主催者の答え」として話すつもりはありません。

問いを持ち寄って、語り合い、ヒントを得る場にしたい。
「うちの園ではこうしてる」
「こんな工夫がうまくいった/いかなかった」
「それ、うちでも同じことで悩んでる」
そうした声が交錯することこそ、コミュニティの醍醐味だと思っています。

皆さんの現場でも、ミドルリーダーにまつわる小さな葛藤、試行錯誤、“これって正解?”と思う瞬間があるのではないでしょうか。

ぜひ、そのリアルな声を聞かせてください。一緒に考え、一緒に悩み、一緒に「これから」の形をつくっていけたら嬉しいです。


VISH株式会社
西尾 真吾

 

■「誰を育て、どう任せていくか」は、園の未来を左右する問い

それは、目の前の1年を超えて、5年後・10年後の園の未来を形づくる問いです。
だからこそ、いま、立ち止まって考えてみたい。

このコミュニティは、“正解”を提示するセミナーではありません。
「まだ答えはないけれど、考え続けている人」が集い、「自分はどうするか?」を探るための対話の場です。

試行錯誤の真っ只中にある方も、まだ制度づくりの途中という方も──
まずは、お互いのリアルを持ち寄って語り合いませんか?

どこかで誰かが悩んでいることは、きっと、あなたの園にも通じています。
その気づきの連鎖が、保育・教育の“あたりまえ”を変えていくと、私たちは信じています。

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

【登壇者プロフィール】

亀山 秀郎
(学校法人七松学園 認定こども園 七松幼稚園 理事長・園長)

兵庫教育大学大学院博士課程を修了(学校教育学・博士)、幼児教育の実践・研究を今でもなお継続。園の園長でもありながら、日本幼少児健康教育学会監事、ひょうご乳幼児教育・保育マイスターや、ふるさと兵庫こども環境体験推進委員会の委員などを務めているほか、兵庫県立南但馬自然学校調査・研究委員会委員、尼崎市幼保小連携推進委員会委員も兼任。令和2年・3年には、文部科学省の委託調査研究を受けて、幼児の体験を豊かにするICTの取り組みを行っている。また、『保育所・幼稚園・幼保連携型認定こども園実習 (MINERVAはじめて学ぶ保育)』というミネルヴァ書房から2018年に出版された書籍では、編集者として携わる。

阿部 能光
(学校法人鈴蘭台学園 認定こども園いぶき幼稚園 園長)

個人で教員免許法を調べ、養成校を通さずに個人で教育委員会へ申請し、幼稚園教諭専修免許状を取得した。非常勤講師や就活アドバイザー等として保育者養成校の教壇に立つこと20校。私立幼稚園団体の教育研究委員会に協力して、新規採用教員研修に関わり続けること20年。ECEQ®コーディネーター等として、他園の園内研修に関わること20園以上。保育者の養成期から一貫した成長過程や学習課程に関心を寄せ、自園のミドルリーダー層の育成や園の組織風土改革の実践にも励んでいる。自園では、子どもも保育者も主体性の高い「共主体の教育の場」を目指している。

北島 孝通

(学校法人庄内神社学園 幼保連携認定こども園 庄内こどもの杜幼稚園 理事長・園長)

企業で3年半ほど勤めた後、実家の園(宗教は神社神道)に就職。企業と園文化の違いに戸惑いながらも様々な園の改革を続けて現在に至る。園の職員育成マネジメントのモットーは「他園でも通用する専門性を 他業種でも通用する社会性を」で、園の質向上を目指している。非常勤講師や外部研修の講師歴もあり。大阪府や豊中市私立園団体の教育研究委員会に所属、ECEQ®コーディネーターや幼児教育アドバイザーの資格を所持。公職で豊中市こども審議会にも出席。現在、トップリーダー自身が園のマネジメントを学ぶ場をつくるため、トップリーダープロジェクトを開催しながら関西圏の仲間と一緒に学び合っている。

藤田 俊
(リンクエイジ株式会社 代表取締役)

大学卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社。学生・保護者・教員への講演・セミナー活動を実施。より相手に伝えるために写真活動を開始。生活習慣・学力における調査などから幼児教育・保育の重要性を肌で感じる。2008年 リンクエイジ株式会社を、現会長 吉奥 祐介とともに設立。「子どもの育ちを伝える」をテーマに、取締役兼フォトグラファーとして活動。2016年 同社代表取締役に就任。各種研究会や学会に参加し、子ども理解、保育理解を深めつつ、教育・保育現場専門のフォトグラファーとしても活動。現在に至る。

西尾 真吾
(VISH株式会社 執行役員)

1982年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後、印刷・デザイン会社に入社。2010年にVISH株式会社に転職し、幼稚園・保育園・認定こども園向けクラウドサービス「園支援システム+バスキャッチ」サービス立ち上げから2023年まで10年以上企画・営業・マーケティングを担当。現在は執行役員として、VISH株式会社の様々なクラウドサービス事業部を牽引。座右の銘は「仕事が仕事を呼ぶ仕事をしよう」。現在、一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の幼児教育研修システム「ゆたかなまナビ」の第Ⅰ期オンデマンド研修の講師を務めている。

 

■過去のレポートも公開中

Vol.1のイベントレポートはこちら https://blog.buscatch.com/2024/05/28/13549
Vol.2のイベントレポートはこちら https://blog.buscatch.com/2024/07/17/14148
Vol.3のイベントレポートはこちら https://blog.buscatch.com/2024/11/13/15207
Vol.4のイベントレポートはこちら https://blog.buscatch.com/2024/12/26/15664

■主催会社/VISH株式会社について

VISH株式会社は、日本の真ん中・愛知県名古屋市からインターネットを活用し、皆さまの想い(Vision)を共有(Share)するクラウドサービスの開発・提供を行っています。2010年にリリースした「園支援システム+バスキャッチ」は、園バス運行情報、園児管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスで、2024年10月1日時点で、全国約2,600の施設で利用されています(解約・閉園除く)。

VISH株式会社 https://www.vish.co.jp/
「園支援システム+バスキャッチ」 https://www.buscatch.com/kindergarten/

■主催会社/リンクエイジ株式会社について

リンクエイジ株式会社は、インターネット写真サービス「memoridge」を運営しています。教育機関を中心にスポーツ団体や、さまざまなイベントの写真や動画撮影、インターネット上での販売を行うサービスです。現在は延べ全国1,700団体以上の導入実績があります。2021年10月には新サービス「memoridge drive(メモリッジドライブ)」を開始いたしました。「全ての愛を力に変える」をミッションに写真1枚から、愛情を増幅させ、世の中に変わらない愛の循環を生んでいきたい。そして、その愛はきっと明日を生きる力に変わる。そんな愛ある会社を目指しております。

リンクエイジ株式会社 https://www.lage.co.jp/
メモリッジ(事例多数記載) https://memoridge.lage.co.jp/
メモリッジドライブ(先生向け写真管理システム) https://drive.memoridge.com/lp
memoridgeAD(園児募集特化型WEB広告)https://www.lage.co.jp/service/ad/

 

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