無償化機能 アップデートのお知らせ
前回実施させて頂いたアンケート結果と方針に基づき、無償化機能のアップデートしましたのでこちらでお知らせさせて頂きます。
無償化の実態について アンケート結果と方針
※先日実施させて頂いた本アンケートと方針に基づいた実施結果の報告となりますので、ご存じない方は上記記事よりご確認下さい。
法定代理受領の記載金額の「マイナス後の金額」と「マイナス前の金額」について
自治体の設定で「領収書」と「提供証明書」それぞれ記載する金額から「代理受領分の金額を引くかどうか」を設定して頂くようにしました。
自治体ごとの設定ですので「自治体ごとに求められる事が違う」という場合もそれぞれ設定する事が可能です。
提供証明書の「提供した日」と「提供時間帯」の入力について
無償化申請一覧にて新たな入力枠として追加しました。
テキストとして入力したものが提供証明書に反映されます。
※「預かり保育料」の入力欄は、提供証明書で「預かり保育事業」に出力される場合のみ使われます。
月途中で認定区分が変わった場合
月途中で区分が変わる場合はデータが2つ分作成され、それぞれの認定区分で無償化一覧で編集が可能となりました。
※日割り計算などはないため、内容に応じてそれぞれでデータを加工して下さい。
保護者1と保護者2の選択
無償化申請一覧にて、各園児さんごとに「書類に出力する保護者情報」を選べるようにする対応を行いました。
出力される書類の保護者情報を切り替えたい場合に変更をして下さい。
また、全体での設定として「設定」の無償化の設定から
全体としての初期設定を設定出来るようにも対応をしています。
「うちの園は無償化で使う施設情報は保護者2の方にほとんど入っている」という施設様は初期設定を「保護者2」にして頂き、必要な場合だけ個別に「保護者1」を選んで頂くと楽です。
特定費用への対応
前回のアンケート記事にありませんでしたが、その他費用の入力欄も追加しています。
追加しておくことで無償化書類の「領収書」に記載される特定費用に金額の記載がされます。
※バスキャッチの請求機能と連動するような機能はありません、書類記載のためだけの入力欄となっています。
作成日時の出力対応
作成する書類の選択時に、書類に記載する「作成日または請求日」を選択可能にしました。
検索条件の追加
使い勝手が少しでも良くなるよう、検索条件の追加など複数の改善を行いました。
(上)無償化申請一覧 検索条件
(下)無償化申請書類出力 検索条件
- 無償化申請書類出力 保育料・預かり保育料が発生していないものを除く条件を追加しました。
- 無償化申請書類出力 1クリックで月送り出来る矢印アイコンを追加しました。(期間の関連性はそのままで1ヵ月スライド)
- 無償化申請一覧 無償化対象外を含むかどうかの条件を追加しました。
- 書類出力・一覧 直接「設定」に画面遷移出来るようメニューを追加しました。
その他 システム的な変更点
今回の改修と合わせて、内部的な仕組みを大きく変更しています。(別物と言えます)
それにより、今までは帳票事に30名や40名などの「ある一定の人数ごとに別ファイルで出力」となっていた部分が、全て1ファイルで出力されるようになりました。
また、体感にはなりますがシステムからの書類作成に要する時間も大幅に短縮されています。
これまで大人数の出力に時間を要したり、場合によっては途中で止まってしまうような報告も頂いておりましたが、かなりの改善が出来たのではないかと考えています。
(別の心配として、古いパソコンやそこまで高性能では無いパソコンをお使いの施設様は「大人数が入ったエクセルを開くのに時間がかかる、開けない」という事があるかもしれません)
以上となります。
すでに初回の無償化手続きの済んでいる施設様もあるかとは思いますが、多くの場合は次の3月末~4月のタイミングで作成されると思います。
バスキャッチの機能で少しでも労力を減らし、園児さん保護者さんとのコミュニケーション時間や、先生が早く帰ってリフレッシュする時間を増やせるよう改善に努めていきたいと思います。
(筆者)幼稚園チーム 加藤