「預かり保育曜日指定」機能リニューアルについて
「預かり保育曜日指定」をリニューアルし、2021年4月1日(約4カ月後)に新方式に移行します。
※「出欠席連絡の曜日指定」に変更はありません。今後も変わらず使用できます。
※詳細スケジュールは下部に記載
いままでの曜日指定 ※以降「旧方式」
保護者が各曜日に対して予約設定をしておき、(通常設定)7日前にシステムが自動で予約を行う機能です。
※7日先までは実際の予約データが作成され、それ以降はスケジュール上にカッコ()付きで+1と曜日指定予約数が表示される。
新しい曜日指定 ※以降「新方式」
保護者が各曜日を選択し、(その時点で)スケジューリングされている預かり保育に一括で予約を行う機能です。
※対象曜日を選択し、一覧から予約する日にチェックを入れます
※予約実行すると、対象日全てに実際の予約データが作成されます。
新方式で改善される「定員」の制御
旧方式は予め設定をしておく事で、既定日前(通常7日前)にシステムが予約データを自動作成するというものです。
通常は問題無いのですが、バスキャッチには定員(またはグループ定員)を設定して予約数を制限する機能があります。
優先度は「先着順」の考えを元にした制御ですが、設定タイミングと予約実行タイミングにズレがある曜日指定が問題となる場合がありました。
※その他、月極預かりの承認時の自動データ作成や、キャンセル待ち機能など、より複雑な状況が発生します。
新方式は操作と同時に予約データの作成を行うという方式で、上記問題を解決する事が可能です。
新方式の注意点
- スケジューリングされていない預かり保育には予約出来ません。
- 施設側で預かりスケジュールの新規・追加登録時は、その後に保護者側での予約操作が必要です。
※予約出来るのはスケジュールに設定されているものに対してとなります。
※締切は各日の締切の設定に応じて締め切られます。
※予約可能な期間は「設定」→「預かり保育の設定」→「預かり保育の事前申請期限」に応じて変わります。(画像は11月中操作で[翌月末日まで]の場合)
背景
近年、認定こども園へと移行される施設様が非常に多くなっています。
※この場合の「認定こども園」は、既存の1号認定児に加えて2・3号認定短時間・標準時間の受け入れを開始した幼稚園様、逆に既存の2・3号認定に加えて1号認定の受け入れを開始された保育園様を表す言葉です。
また、幼児教育無償化によって全国的に預かり保育利用者(希望者)が増えており、定員管理の重要度の向上、および事前の人数把握の必要性が高まっていると考えております。
機能としても、曜日指定の設定が年度単位である事、新たな利用者(保護者)様が4月から利用を開始するため、年度切り替わりのタイミングでの実施が最も影響が少ないものと考えこのタイミングでの実施とさせて頂いております。
移行スケジュール
- 2020月11日20日 [済]本記事を掲載
- 2020月12日01日 [済]新方式の機能を公開、同時に旧方式の保護者画面に移行メッセージを掲載
- 2020月12日01日~ [済]旧方式のマニュアルを取り下げ、新方式に差し替え
- 2021月04日01日 [済]旧方式を削除
施設様だけでは無く、利用者(保護者)様にも影響する変更となりますが、変化する需要へ今後も対応するためには必要な変更と考えておりますので、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。
(筆者)幼稚園チーム 加藤