山形県米沢市・九里幼稚園が「園支援システム＋バスキャッチ」導入により業務改善と保育環境向上を実現

九里幼稚園（所在地：山形県米沢市、園長：栗林由美）は、2022年7月にVISH株式会社の「園支援システム＋バスキャッチ」を導入し、園運営において大きな変革を遂げました。導入前の課題と、新システムによる解決策について、九里幼稚園の担当者にインタビューし、導入後の変化と効果について詳細に報告いたします。

導入事例記事全文：https://voice.buscatch.com/kunori-k/

■九里幼稚園について

九里幼稚園は1979年4月に山形県米沢市に開園。学校法人九里学園により設立され、九里高等学校と隣接しています。創立者である九里茂三先生は、高校教育を行っていく中で、幼児教育と子どもの教育の重要性を痛感し、九里幼稚園を設立しました。園舎は、当時としては斬新なオープンスペースを活かしたレイアウトの建物として注目されました。

幼稚園教育要領で「幼稚園における教育は、遊びを通しての指導を中心に行うことが重要である」と述べられていることから、「楽しい遊びいっぱいのようちえんです」を基本方針として、一人ひとりを大切に育てる教育を行っています。現在、園児の定員は60名で、年長児23名、年中児16名、年少15名、満3歳児14名が在籍しています。職員は非常勤も含めて17名の体制です。

九里幼稚園ホームページ：https://kunori-k.net/

■導入前の課題と導入のきっかけ

九里幼稚園では以前導入していたシステムのサポートが不十分であり、導入後も課題解決が進まない状況にありました。他のシステムへの移行を模索する中で、様々なシステムを調査しましたが、他のシステムでは実現が難しいと感じた機能がVISH株式会社の「園支援システム＋バスキャッチ」にありました。このきっかけでVISH株式会社に問い合わせ、導入を決断しました。

■導入後の変化と効果

3日かかっていた保育料の計算が半日に：以前は手間のかかる保育料の計算が、「園支援システム＋バスキャッチ」により半日で完了するようになりました。デジタルな請求書作成から通知までの一連のプロセスがスムーズに行え、職員の業務効率が向上しました。

各種連絡の効率化が図れた一方で、ハイブリッドな運営を心がける：「園支援システム＋バスキャッチ」の保護者れんらくアプリを通じて朝の欠席連絡がデジタルで行えるようになりました。同時に、デジタルとアナログのハイブリッドな運営を心がけ、新たなコミュニケーション形態が生まれました。

登降園時のICカードの打刻で、先生の負担が軽減：ICカードを使用した登降園の打刻により、先生たちの負担が軽減されました。同時に、職員の勤務時間の正確な管理もICカードで実現し、業務の透明性が向上しました。

リアルタイムに状況を確認できるアンケート機能の活用：アンケート機能を活用して、イベントの事前調査などがリアルタイムで行え、保護者の意見を取り入れた運営が可能になりました。これにより、保護者との連携が一層強化されました。

あえて紙の連絡帳を使用：デジタルな連絡手段が整った中で、九里幼稚園では敢えて紙の連絡帳を使用し、担任の先生が手書きで保護者とのコミュニケーションを大切にしています。

要録作成も「園支援システム＋バスキャッチ」でペーパーレスに：初めは抵抗があった職員も、若手とベテランが協力して「園支援システム＋バスキャッチ」を活用した要録の作成が定着し、ペーパーレス化が進みました。

■「園支援システム＋バスキャッチ」の評価

九里幼稚園は「園支援システム＋バスキャッチ」の導入により、業務の効率化と保育の質の向上を実現しました。システムを通じてデータの一元管理が可能になり、保育料計算や連絡手段の効率化が図られました。また、ICカードによる登降園の自動化やアンケート機能の活用により、園全体の運営がスムーズに進むようになりました。一方で、効率化を重視しつつも、園の基本方針である「一人ひとりを大切に育む」姿勢は変わらず、職員と保護者とのコミュニケーションが一層深まりました。ICTの面から九里幼稚園らしい保育の後押しをしてくれる「園支援システム＋バスキャッチ」に対する非常に高い評価をいただきました。

【「園支援システム＋バスキャッチ」とは？】

「園支援システム＋バスキャッチ」は、幼稚園・保育園・認定こども園向けに開発された総合的な運営支援システムです。預かり保育の効率化や欠席連絡のデジタル化、指導要録への柔軟なアクセスなど、様々な機能を組み合わせ、園の業務を円滑に進めることができます。

園支援システム公式サイト： https://www.buscatch.com/solution/kindergarten/